指導の形態(小学部)
指導の形態  ね ら い 指 導 内 容 
















(知)身の回りの生活に必要な習慣や技能を身に付ける。

(思)必要な身辺処理や集団での基本的生活習慣が分かり、身近な生活に役立てようとする。

(学)身近な人と関わりながら、自分のことや簡単な役割に意欲や自信をもって取り組む態度を養う。

 

・生命の維持、健康増進に関すること(食事、排せつ、水分補給、検温等)

・身辺処理、基本的生活習慣の形成に関すること

(衣服の着脱、身の回りの整理整頓、清掃等)

・集団生活への適応に関すること(挨拶、決まりや約束を守ること、当番活動等)





(知)決まりのある遊びや友達と仲良く遊ぶことなどの知識や技能を身に付ける。

(思)日常生活の遊びで、友達と関わりをもち、決まりを守ったり、遊びを工夫し発展させたりして、安全に仲良く遊ぼうとする。

(学)周囲に自ら働き掛け、意欲や自信をもって取り組もうとする態度を養う。

・感触、造形的な内容を取り入れた遊び

・音楽的な内容を取り入れた遊び

・体育的な内容を取り入れた遊び

・玩具を使ったり、簡単なルールを設定したりしての認知的な遊び

・散歩等、自然に親しむ遊び

・水遊び






(知)身の回りの生活に必要な知識と技能を身に付ける。

(思)自分自身や身の回りのことを理解し、気付いたこと、分かったことを表現することができる。

(学)身の回りのことに関心をもち、意欲や自信をもって学ぶことができる。

・家庭、学校、社会生活に関すること

(用具や道具の使い方、調理、買い物、文字や数、

暦の読み方、諸行事、社会のルールやマナー、

公道の歩行、公共交通機関の利用、年賀状)

・余暇活動に関すること

(公共施設の利用、造形活動、簡単なゲーム)

・指示理解、協調性、見通し、成就感








(知)日常生活に必要な国語について、その特質を理解し使うことができるようにする。

(思)日常生活における人との関わりの中で伝え合う力を身に付け、思考力や想像力を養う。

(学)言葉で伝え合うよさを感じるとともに、言語感覚を養い、国語を大切にしてその能力の向上を図る態度を養う。

〇知識及び技能

・言葉の特徴や使い方に関する事項

・情報の扱い方に関する事項

・我が国の言語文化に関する事項

〇思考力、判断力、表現力等

・聞くこと・話すこと

・書くこと

・読むこと



(知)数量や図形などについての基礎的・基本的な概念や性質などに気付き理解するとともに、日常の事象を数量や図形に注目して処理する技能を身に付けるようにする。

(思)日常の事象の中から数量や図形を直感的に捉える力、基礎的・基本的な数量や図形の性質などに気付き感じ取る力、数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表したり柔軟に表したりする力を養う。

(学)数学的活動の楽しさに気付き、関心や興味をもち、学習したことを結び付けてよりよく問題を解決しようとする態度、算数で学んだことを学習や生活に活用しようとする態度を養う。

〇数量の基礎:

・具体物の有無に関すること具体物の有無に関することや物と物とを対応させること

〇数と計算

・数えることの基礎

・10までの数の数え方や表し方、構成

・100までの整数の表し方と加法及び減法

〇図形

・物の類別や分類・整理、(色や形、用途等)

〇測定

・有無、大小、長短、重軽、高低、広狭などの用語と比較、時刻と時間

〇データの活用

・物の分類、同等と多少、○×を用いた表、記号



(知)曲名や曲想と音楽の作りについて気付くとともに、感じたことを音楽表現するために必要な技能を身に付けるようにする。

(思)感じたことを表現することや曲や演奏の楽しさを見いだしながら、音や音楽の楽しさを味わって聴くことができるようにする。

(学)音や音楽に楽しくかかわり、共同して音楽活動をする楽しさを感じるとともに、身の回りの様々な音楽に親しむ態度を養い、豊かな情操を培う。

〇表現(知識・技能・思考力、判断力、表現力)

・音楽遊び

・歌唱

・器楽

・音楽づくり

・身体表現

〇鑑賞(知識・思考力・判断力・表現力)

〇共通事項

・音楽を形作る要素、絵譜、音符や休符、記号



(知)遊びや基本的な運動の行い方及び身近な生活における健康について知るとともに、基本的な動きや健康な生活に必要な事柄を身に付ける。

(思)遊びや基本的な運動及び健康についての自分の課題に気付き、その解決に向けて自ら考え行動し、他者に伝える力を養う。

(学)遊びや基本的な運動に親しむことや健康の保持増進と体力の向上を目指し、楽しく明るい生活を営む態度を養う。

・体つくり運動遊び

・器械・器具を使っての遊び

・走・跳の運動遊び

・ボール遊び

(朝の運動)







徳科
 道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる。

・自分自身に関すること

・人との関わりに関すること

・集団や社会との関わりに関すること

・生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること




(知)多様な他者と協働する様々な集団活動の意義や活動を行う上で必要となることについて理解し、行動の仕方を身に付けるようにする。

(思)集団や自己の生活、人間関係の課題を見いだし、解決するために話し合い、合意形成を図ったり、意思決定したりすることができるようにする。

(学)自主的、実践的な集団活動を通して身に付けたことを生かして、集団や社会における生活及び人間関係をよりよく形成するとともに、自己の生き方についての考えを深め、自己実現を図ろうとする態度を養う。

・学校行事に関すること

・小学部行事や集会活動に関すること

・交流及び共同学習に関すること




 個々の児童が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を身に付け、もって心身の調和的発達の基礎を築くことができるようにする。

・健康の保持 (生活リズムや生活習慣の形成)

・心理的な安定(情緒の安定)

・人間関係の形成(他者との関わりの基礎)

・環境の把握 (保有する感覚の活用)

・身体の動き(姿勢と運動・動作の基本的技能)

・コミュニケーション(基礎的な言語の受容と表

出)