指導の形態(中学部)
指導の形態  ね ら い 指 導 内 容 
















(知)日常生活に必要な習慣や技能を身に付ける。

(思)基本的生活習慣を理解し,日常生活の中で役立てようとする。

(学)よりよい日常生活の実現に向けて,集団での役割に進んで取り組んだり生活を工夫し考えようとしたりする態度を養う。

・身辺処理および基本的生活習慣(衣服の着脱,排せつ,食事,手洗い,歯磨き,整理整頓等)

・集団生活への適応(挨拶,係活動,約束や決まり,生活の流れの見通し等)

・健康の維持増進(水分補給,姿勢保持マッサージ,外気浴等)






(知)家庭生活や身近な社会生活に必要な知識と技能を身に付ける。

(思)身近な社会と自分との関わりについて理解し,考えたことを表現することができる。

(学)家庭生活や身近な社会生活に主体的に関わろうとする態度を養い,意欲や自信をもって学んだり,生活を豊かにしようとしたりすることができる。

・家庭生活(用具や道具の使い方,調理,買い物,文字の読み書き,数え方,時計や暦の読み方)

・学校生活,社会生活(学校行事,社会のルールやマナー,公道の歩き方や自転車走行,公共交通機関の利用,礼状や手紙の書き方や出し方等)

・余暇の利用(公共施設の利用,造形活動レクリエーション活動)

・指示理解,言葉遣い,質問,報告,応 対

・協調性,集中力,責任感,見通し,成就感




(知)働くことに関心をもち,将来の職業生活に係る基礎的な知識や技能を身に付けるようにする。

(思)将来の職業生活に必要な事柄に触れ,課題や解決策に気付き,実践し,学習したことを伝えるなど,課題を解決する力の基礎を養う。

(学)他者と協力して主体的に作業に取り組もうとしたり,安全かつ効率よく作業ができるよう工夫したりする態度を養う。

・作品作り(陶芸,手工芸)や農耕への興味,成就感

・作業態度(根気強さ,丁寧な取り組み準備や後片付けの仕方,質問や報告の仕方,安全への配慮,協調性等)

・作業能力(用具や道具の使い方,体を使っての作業の仕方,手指の巧緻性,能率の良さ等)








(知)日常生活や社会生活に必要な国語について,その特質を理解し適切に使うことができるようにする。

(思)日常生活や社会生活における人との関わりの中で伝えあう力を高め,思考力や想像力を養う。

(学)言葉がもつよさに気付くとともに,言語感覚を養い,国語を大切にしてその能力の向上を図る態度を養う。

・日常の挨拶,自分の名前,簡単な指示,身近な物の名前

・平仮名の読み書き,片仮名の読み書き,漢字の読み書き

・物語文



(知)数量や図形などについての基礎的・基本的な概念や性質などを理解し,事象を数理的に処理する技能を身に付けるようにする。

(思)日常の事象を数理的に捉え見通しをもち筋道を立てて考察する力,基礎的・基本的な数量や図形の性質などを見いだし統合的・発展的に考察する力,数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表現する力を養う。

(学)数学的活動の楽しさや数学のよさに気付き,学習を振り返ってよりよく問題を解決しようとする態度,数学で学んだことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。

・マッチング,仲間の弁別,いろいろな形を書く○や□の形

・1対1対応,数唱,いろいろな図形,金銭の価値など

・数の数え方,読み方,書き方,足し算,引き算,長さ等



(知)曲名や曲想と音楽の構造などとの関わりについて理解するとともに,表したい音楽表現をするために必要な技能を身に付けるようにする。

(思)音楽表現を考えることや,曲や演奏のよさなどを見いだしながら, 音や音楽を味わって聴くことができるようにする。

(学)進んで音や音楽に関わり,協働して音楽活動をする楽しさを感じる とともに,様々な音楽に親しんでいく態度を養い,豊かな情操を培う。

・歌唱(校歌,季節の歌等)

・器楽(和太鼓,打楽器演奏等)

・表現(ダンス,カラオケ等)

・鑑賞




(知)各種の運動の特性に応じた技能等及び自分の生活における健康・安全について理解するとともに,基本的な技能を身に付けるようにする。

(思)各種の運動や健康・安全についての自分の課題を見付けその解決に向けて自ら思考し判断するとともに,他者に伝える力を養う。

(学)生涯にわたって運動に親しむことや健康の保持増進と体力の向上を目指し,明るく豊かな生活を営む態度を養う。

・基本の運動に関すること

・個人的,集団的スポーツに関すること

・余暇の利用に関すること

・心と体の健康に関すること







徳科

 道徳的諸価値についての理解を基に,自己を見つめ

 物事を広い視野から多面的・多角的に考え,人間としての生き方についての考えを深める学習を通して,道徳的な判断力,心情,実践意欲と態度を育てる。

○基本的な生活習慣の確立を図り,規範意識を高め社会に貢献する意欲的な態度を育てる。

○他者の立場を尊重し,思いやりや協調の精神を育てる

○学習活動や体験活動を通じて,自分自身の生き方について考えさせ,将来にわたって主体的に生きる態度を育てる




(知)多様な他者と協働する様々な集団活動の意義や活動を行う上で必要となることについて理解し,行動の仕方を身に付けるようにする。

(思)集団や自己の生活,人間関係の課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成を図ったり,意思決定したりすることができるようにする。
(学)自主的,実践的な集団活動を通して身に付けたことを生かして,集団や社会における生活及び人間関係をよりよく形成するとともに,人間としての生き方についての考えを深め,自己実現を図ろうとする態度を養う。

・学校行事に関すること(儀式的行事,学芸的行事,体育的行事)

・学部行事に関すること(旅行・集団宿泊的行事,交流学習等)

・生徒会活動に関すること(全校集会,学部集会等)




・個々の児童又は生徒が自立を目指し,障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識,技能,態度及び習慣を養い,もって心身の調和的発達の基盤を培う。

・健康の保持に関すること(生活のリズムや生活習慣の形成に関すること,健康状態の維持・改善に関すること等)

・心理的な安定に関すること(情緒の安定に関すること,対人関係の形成の基礎に関すること,状況の変化への適切な対応に関すること等)

・人間関係の形成に関すること(他者との関わりの基礎に関すること,他者の意図や感情の理解に関すること,自己の理解と行動の調整に関すること,集団への参加に関すること)

・環境の把握に関すること(保有する感覚の活用に関すること,感覚の補助,及び代行手段の活用に関すること等)

・身体の動きに関すること(姿勢と運動・動作の基本的技能に関すること,身体の移動能力に関すること等)

・コミュニケーションの基礎的能力に関すること(コミュニケーションの基礎能力に関すること,状況に応じたコミュニケーションに関すること等)









(知)身近な地域に関わる学習の過程において,自分がいろいろな人と関わって生活していることに気付く。

(思)身近な地域との関わりの中で,自分で目標を決め,振り返ったことをまとめたり,表現したりする力を身に付ける。

(学)身近な地域に関わる学習に主体的・協働的に取り組む態度を養う。

・生徒の興味・関心に基づく課題に関する

こと

・地域や学校の特色に応じた課題に関する

こと

・環境,福祉,健康,情報などの横断的総合的な課題に関すること